今日も暑かったですね〜

この炎天下の中、息子は週末の運動会に向けて練習の日々です

毎日ヘロヘロで帰宅しておりますが、気合十分そうなので、当日どんな姿を見せてくれるのか?とっても愉しみです

さて、皆さん「写真の日」ってご存知ですか?
日本人が初めて写真撮影に成功した日が、今から約170年前の6月1日。
この日から「写真は想い出を残すための最良の方法」として、多くの人々に重宝されてきたとのことです。
170年…そんなに経つんですねw(゚o゚*)w
タクミカメラは昭和22年から今の場所でカメラ販売を主に開業。
その後、白黒プリントを始め、時代とともにカラープリントもできるようになり…
今日まで約68年間、皆さんの大切なお写真をプリントし続けてきました。
私たち夫婦が店のバトンを引継いで4年ちょっとになりました。
「どんな仕上がりがお好みなのかな?」
「もう少し明るい方がいいかな?」
「雰囲気を出すには暗いめで焼こうかな?」
「顔色を良くするには…」などなど、
1枚1枚シャッターを切った人の想いをあれこれ想像しながらプリントしています。
でも、残念なことにデジタル化が進むにつれて、プリントされる方は激減しています。
大切な想い出をデータのままにしている人がたくさんおられます。。。
私の小さい頃…フィルム時代の写真屋は朝から晩までひっきりなしにお客さんが来るのが当たり前で、トイレにいく間すらなかったのに…
店のバトンを引継いだ最初の2年は…とても静かな店…お客さんの数を片手で数えられる日が続き…プリントされる方がとても少ないことに驚き…戸惑い…
このデジタルの時代に写真屋って必要あるのかなぁ…と写真屋の存在意義を自問自答し…
写真屋続けていていいのだろうか?違う商いを模索しなくてはいけないのでは?…と考える日々でした。
そんな中…
PHOTO NEXT 2014に参加して
データは突然消えることがあること、
データのままでは想い出は蘇らないこと、
写真は撮って終わりではなく、
プリントしてカタチに残すことで、
アルバムにして手にとって見ることで、
時に大きな大きな力を発揮してくれるんだということ
"写真の持つチカラ"と"プリントの大切さ"について気づかされ、
写真屋の存在意義を見つけた気がして…
私たち夫婦にできることを、私たちらしく、私たちのペースで、愉しみながら、やり続けてみようと。
町の写真屋として、写真の持つチカラとプリントの大切さを、お1人お1人にお伝えしていこう!と。
皆さんどんな時にお写真見られてますか?
ふとした時…
人生の節目…
大切な人やものを失った時…
わが家では子どもの誕生日に毎年アルバムを贈っています。
1年前の誕生日から約1年間の写真が詰まったアルバムを家族で見返しながら、
「この時〜だったよねぇ」「そうそう!!」…なんてみんなで1年間を振り返ってます。
アルバムを見ていると、1枚の写真から、その時のストーリーが流れ出し、
色…音…気持ちも一緒に鮮やかに蘇るような気がします。
5年前の6月1日…
私は何をしていたのだろう…
2011年6月1日

私の胸に抱かれる産まれたばかりの小さな小さな娘がいました。
2012年6月1日 1歳になったばかりの娘。

真剣にアルバムを見つめる娘がいました。
2013年6月1日 2歳になったばかりの娘。

眉間にしわを寄せ真剣にアルバムを見つめる娘がいました。
2014年6月1日 3歳になったばかりの娘。

兄と一緒に愉しげにアルバムを見つめる娘がいました。
2015年6月1日 4歳になったばかりの娘。

手振り身振りもつけて自分のアルバムをおばに見せている娘がいました。
明日、2016年6月1日 5歳になったばかりの娘は、アルバムを見ながらどんな表情を見せてくれるのでしょうか…?
今からとっても愉しみです
皆さんもぜひ写真は撮って終わるのではなく、プリントして、アルバムにして、家族みんなで見返えす一時を愉しんで頂けたらと思います